小児救急看護

小児患者へのケア

最近では看護師不足も医師不足も叫ばれていますが、その中でも小児患者を看護する医師の不足が目立っています。

このことから、小児患者へ高い技術で看護できる看護師が必要とされており、認定看護師の分野の一つとして、小児救急看護という分野があります。

もちろんこの資格を取得したなら小児患者の看護を行っていくとなりますが、小児患者は通常の成人した患者とは扱い方が違います。

まず、小児患者は親に病院に連れてこられることがほとんどです。
時には親の都合によって診察時間外に病院を訪れることもあります。

そのような中で小児の病状を判断し、もしも重症であればそれに対応した看護をしなければなりません。

また小児救急看護の現場では、子供が虐待されていないか、親の育児能力が十分にあるのかなども判断しなければなりません。

もしもそのような小児や親がいれば、適切に対処するべきです。
このために小児救急看護では社会的な役割を果たすことも出来ますが、その代わりに高い技術も求められます。

小児患者は親が病院まで連れてきますが、軽症だと思い連れてくることも多いです。

しかし実際に診察すると重病であるということもあるので、小児救急看護では、小児患者の病状を把握する能力も求められます。

小児に対する救急看護や救命技術も求められるような資格でもあります。

小児救急看護の資格で働ける場所

小児救急看護の資格取得者の95%は病院で働いています。
部署別に見ると、病棟が6割であり外来が2割であり救命救急センターが1割となっています。

その他の場所としては、小児医療センターやこども病院という小児科専門の病院で働くことも出来ます。
このような所で働くと、小児科医がいないような場合は、小児救急看護が頼られる存在となります。

赤ちゃん

将来性

日本は少子高齢化となっており子供の数は少なくなっていますが、小児患者の数は増加しています。
核家族化や共働き、育児能力や医療への価値観の変化などから、昔よりも子供を病院に連れて行く回数が増えているからです。

このようなことから、これからも小児救急看護の需要は増えていくものだと思われます。
この資格は出来てまだ10年ほどしか経っておらず、資格所有者も150人足らずです。
まだまだ資格として認知されておらず、これから広がっていくでしょう。

そして、小児科医の不足と地域が希薄化し小児医療への体制が弱いことからも、ますます小児救急看護は必要とされます。

認知されたばかりの資格なの、まだはっきりと何処で働けるかということはあまり決まっていませんが、これから資格所有者が働けば、明確に小児救急看護の認定看護師を雇うようなところも増えていでしょう。