緩和ケア

苦痛を和らげる役目

病気になれば軽い病気であればさほど痛みも酷くなく耐えられる範囲であり、そのうち改善し回復します。

注射

しかし末期のがん患者などは、その症状が酷く、腫瘍や患部に激しい痛みがあり呼吸困難などにもなります。
そんな苦痛状態を緩和するのが、緩和ケア認定看護師の役目です。

緩和ケアは1998年に認定された資格であり、現在は1200人以上の資格保有者がいます。
資格取得し仕事をするとなると、大きな役目は患者の疾患の痛みを緩和させることです。

これは肉体的な痛みはもちろん、精神的な痛みも緩和する必要があります。
患者は病状が末期になると、その病状によって喪失感や絶望を抱くこともあり、そうした精神的な問題を緩和したり、周りの家族の精神的ケアなども行います。

また、チーム医療を行い、医療スタッフとの連携を図ることも行います。

緩和ケアをすると、時には末期症状になった患者とも接します。
そのような患者には病状を告知するか、もしも告知したなら最期の迎え方はどうすればいいのか、などを患者にダメージを与えずに知らせるか、それとも知らせないべきかという難しい問題にも直面します。

このために緩和ケアの資格を取得するなら、正しい倫理観やそれを管理して判断する能力も必要です。
時には患者の最期に立ち会うこともありますので、緩和ケア認定看護師自身が精神的にダメージを受けることも考えられます。

緩和ケア認定看護師は、患者の最期の人生を一緒に過ごすこともあります。
その人の残りの人生を少しでも痛み無く過ごせるようにするのも役目の一つであり、最期を前にした患者の心とも対面しなければならない仕事です。

辛い部分もありますが、やりがいも大きい仕事でしょう。

活躍できる場所

現在は医療も少しずつ進歩してきていますが、それでも末期がんなどで苦しんでいる方は多くいます。
そんな中で、がんをはじめとした末期の症状で苦痛を抱えている患者は増えています。

その患者や家族が最期まで自分らしく生きるために、緩和病棟を設けている病院も徐々に多くなってきており、そのような病棟で緩和ケア認定看護師が活躍します。

大病院や特定機能病院、がん関連の病院などで緩和ケア認定看護師は働き活躍します。
またその他にも在宅の患者が末期で苦しんでいる場合に、少しでも楽に最期を迎えたいと緩和介護を希望する方もいます。

緩和ケアの認定看護師になるには、認定看護師の一つとして緩和ケア病棟で3年以上勤務し経験を積み、それを含め看護師として5年間勤務すると、緩和ケア専門の養成学校に入学でき、その後そこで修了後に、国家試験を受けて合格すると、無事緩和ケアの資格を得られます。

資格を取得するのに必要な費用はおよそ100万円ほどです。